靴を履くのが痛い外反母趾
[外反母趾]
外反母趾靴とは、足に合わない靴を履き続けた結果、足の親指の付け根にある中足骨頭が変形してしまう病気です。
慢性関節リウマチ・脳性小児マヒ・多発性進行性骨化性筋炎の合併症としても起こります。
骨の変形が起こっても無痛の場合がありますが、症状が悪化すると辛い痛みも伴ってきます。
靴を履いているときだけの痛みが、脱いでからも続くようになっていきます。
外反母趾になると身体にアンバランスが生じ、腰痛・肩こり・頭痛なども併発します。
予防法としては、通勤靴など足の負担のかからない靴を選ぶ・前足部が広くて指に当たらない靴を履く・睡眠中に矯正器具などを用いて進行を止めるなどがあります。
日常生活に差し支えるくらい症状がひどい場合は、保険が適用する手術をおこなう必要があります。
手術の内容は、親指の中足骨の一部を切って親指の角度を矯正するもので、入院が必要になります。